2013年12月10日火曜日

アメリカ西部の旅 ・追伸2012年6月9日

宿=友人宅

早朝4時過ぎに目が覚める。レンタカーの前部アンダーカバーの件が頭から離れない。うまく状況を説明できるのだろうか。
ウトウトしていたが6時過ぎに起き出して、フリーウエーでのトラブル状況や、その前日に道路上の異物を避け切れずにひいてしまったことを書いた文章をPCで用意することにした。


やれることは一応すませ、正午前、ガスを給油して、レンタカーへ向かう。借りていながら一度も使うことがなかったカーナビを持っていくのを忘れるチョンボで慌てて引き返した。
カウンターで書類とキーとカーナビを渡すと、いきなり「5000マイル以上という走行距離が多すぎる、カリフォルニア州だけの3週間でこんなケースはない。重大問題だ」予想外のところからビーン・ボールが飛んできた。「一度もカリフォルニア州だけと言った覚えはない。そちらもどこへ行くのか、聞かなかったじゃないか。今回はユタ、ワイオミングからアリゾナを回って来た」こちらも反論。「マネージャーに相談する必要がある」と言って事務所に入っていった。
予想外のところで風雲急、と思ったら、すぐに出てきて「オーケイ、じゃあ、車のチェックだ」拍子抜け。あっけなく予期せぬ第一関門突破。
いよいよ問題の車の立会いチェック。事務所から駐車場まで、歩いている間にプリントアウトしたペーパーを手渡し「あまり英語が得意ではないので、正確を期すためにトラブルの状況を事前のまとめておいた」といいながら、①リア・バンパー②フロントのアンダーカバー、と順を追って問題箇所を確認してもらい、文章を読んでもらった。係員は何も言わず軽く目を通し、車の状況を簡単に(本当にチラリと見た程度)確認し、凹み具合などを記入して終了。
「OK、グッドだ」と係員、何がグッドなの?さて、次はどうなる?再び身構える。
事務所に戻ると事故報告書を記入しろという。1箇所につき1枚で計2枚。事故の詳細部分については事前に用意したペーパーを添付すればいいと言われたので、実際には名前、住所・電話番号(ただし、なぜか日本ではなく友人のものを書くように言われた)サインなどだけ。書き終わると、マスターカードでいいかと確認され、なにやらプリントアウト。それにサインしろという。
見ると請求書&明細。金額を見ると申し込み時の予定金額通りの額が書かれていた。追加料金「ゼロ」。これって車体損傷に関する料金は発生しないってこと?

何か一言でもあるのかと思ったが、それもなし。この間の処理、極めて事務的、流れ作業のようにあっという間の事で、事務員は次の客の応対を始めている。
エ~これだけで終わり!?なにやらややこしいことをグチグチ問いただされたり、ネチネチ問題個所を調べまわされたりもなし?事故証明のようなものがないとだめなのだろうか、日本のレンタカーだと何万円とか10万までは免責とかあるから数百ドルは取られるかもなどなど、色んなケースを想定してビクついていたのが。すべて保険(LDW)であっけなく処理された。
思わず万歳!と言い出しそうになりながら、レンタカー屋から出たところで、ガッツポーズ。

ちなみに借りた車は「サブ・コンパクト」クラスの韓国・現代の「エラントラ」(1.6リッター)、支払ったレンタカー代金は丸21日分、総額1250.26ドルなり。もちろん、保険料や一度も使わなかったカーナビなどすべて込み。

19泊20日、5204マイルのアメリカ西部の公園をめぐるドライブ旅行、なにからなにまで、ズズズィ~と完了です。

=完=


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